インドネシアニュース

インドネシア投資調整庁は12月12日、2016年の日本からの直接投資額目標を130億ドル（約1兆5700億円）とすると発表した。

インドネシアに対する日本からの直接投資額については、先週、東京を訪問した同庁のフランキー・シバラニ長官が、同大使館などが開催し、日本人投資家らを対象としたインドネシア投資セミナーにおいて説明した。

同長官はセミナーにおいて、

と述べた。

183人の日本人投資家が参加したセミナーにおいて、同長官は、インドネシア政府が、日本人投資家がより投資しやすい環境を整えていることを説明し、日本からの投資を呼びかけた。

これまでに日本がインドネシアに直接投資を行った額は、総額で146億ドル（約1兆7600億円）にのぼり、シンガポールに次ぐ2番目の規模となる。

2010年から2015年の第三四半期において、日本がインドネシアに直接投資を行った額は、インドネシア国外からの直接投資額全体のうち、約1割にあたる。特に日本の投資額が多い分野は、運輸、鉄鋼、機械産業、電子産業などである。

なお、日本の直接投資は、首都ジャカルタなど同国の主要な都市があるジャワ島に95％が集中している。

外部リンク

ANTARA NEWS
http://www.antaranews.com/en/news/102008/indonesia-targets

Jakarta Globe
http://jakartaglobe.beritasatu.com/business/bkpm