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2015-12-18 05:00

経済

世界銀行 インドネシアの経済状況を発表 来年は公共投資が経済をけん引か

インドネシア経済
第3四半期の公共投資額 前年比約50%増
世界銀行は12月15日、今年第3四半期(7月~9月)におけるインドネシア経済の状況について発表した。

インドネシアでは、第3四半期に国内消費が伸び悩んだものの、インフラ整備等の公共投資は前年比で約50%増加した。

その流れを受け、同銀行は、同国では来年も公共投資額が増加していくとの見方から、来年の経済成長は公共投資がけん引していくと予測した。

インドネシアの来年の経済成長率 5.3%と予測
同銀行は、今年、同国の経済成長が伸び悩んだ理由として、同国内の広範囲で発生した森林火災をあげた。

森林火災の対策に要した費用は約161億ドル(約1兆9500万円)にのぼった。この額は同国のGDPの1.9%程度に相当し、また、スマトラ沖地震で津波の被害を受けたアチェ州の復興費用の2倍を超える額であるという。

インドネシアの第3四半期の経済成長率は4.7%で、この数値は第1四半期と第2四半期の成長率とほぼ同じ数値である。また、同銀行は、来年の同国の経済成長率を5.3%と予測した。なお、この数値は、10月に同銀行が予測した数値と同じ数値である。


外部リンク

THE WORLD BANK(プレスリリース)
http://www.worldbank.org/en/news/press-release/2015/12/15

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