2015-12-18 19:00
社会
アチェ州の村に上水設備が完成! 政府とヤマハ発動機が官民連携

村の住民 年間を通じて安全な水の確保が可能に
在インドネシア日本国大使館は12月16日、草の根・人間の安全保障無償資金協力(以下、草の根無償)により、アチェ州ジジム村に上水設備が完成したことについて同大使館のホームページに掲載した。同村では、これまで安全な飲料水や生活用水の確保が困難であったが、その状況を改善するため、草の根無償による「アチェ州ジジム村における浄水整備計画」によって整備が実施された。
同計画では、ヤマハ発動機の協力を得て浄水処理装置が設置されたほか、ポンプ施設と配水管が整備された。上水設備が整備されたことにより、ジジム村の住民約500人は、年間を通じて、安全な飲料水と生活用水の確保が可能となり、衛生環境の改善が期待される。
草の根無償 小規模事業できめの細かい援助を実施
草の根・人間の安全保障無償資金協力は、日本政府が開発途上国を対象に資金供与を行うもので、人々が基礎的な生活を送れるようにすることを目的としている。なお、草の根無償は、きめの細かい援助で比較的小規模な事業を対象とすることから、供与限度額を原則1000万円以下としている。また、事業規模が比較的小さいことから、機動的な対応が可能であり、スピーディーに実施されることが特徴となっている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
在インドネシア日本国大使館(プレスリリース)
http://www.id.emb-japan.go.jp/news15_54j.html
外務省 草の根・人間の安全保障無償資金協力
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo
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