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2015-12-26 12:00

社会

WHOインドネシア たばこ規制枠組条約への加盟を強調

たばこ規制枠組条約
インドネシアは、たばこ規制枠組条約に非加盟
たばこによる健康被害拡大を防ぐため、2003年に世界保健機関(WHO)総会で採択され、2005年に発効した「たばこ規制枠組条約」には、世界の約180の国と地域が加盟しているが、インドネシアは同条約に加盟していない。

同国では、同条約に加盟することでたばこの消費量が減少し、たばこ農家やたばこ工場の経営が悪化することについて懸念している。

しかし、WHOインドネシア(以下、同機関)は、ブラジルや中国、インドなどたばこの生産量が多い国が同条約に加盟した後も、それらの国々においてたばこの生産量は減少しなかったと説明し、インドネシアにおいてもたばこ農家やたばこ工場の経営が悪化することはないとした。

条約への加盟で、たばこの健康被害が縮小へ
たばこの消費量が減少しなければ、2030年までに世界で1億7500万人がたばこの害で死亡するとみられており、そのうちの8割は発展途上国におけるものと予測されている。

そのため、同機関はインドネシアが同条約に加盟することは必須であり、加盟によってたばこの害による死者を減らすことができるとしている。


外部リンク

Jakarta Post
http://www.thejakartapost.com/news/2015/12/21/ratifying

ANTARA NEWS
http://www.antaranews.com/en/news/102155/indonesia-not

Wikipedia(たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約)
https://ja.wikipedia.org/wiki/たばこ規制枠組条約

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