2016-01-03 00:00
社会
スラウェシ島沖フェリー沈没事故 捜索打ち切り

66人の遺体を収容 依然として12人が行方不明
インドネシアの当局は12月29日、スラウェシ島沖で12月19日に発生したフェリー沈没事故の捜索を打ち切った。これまでに40人が救助され、66人の遺体が収容されたが、依然として12人が行方不明となっている。捜索救助隊は、船や飛行機で行方不明者を捜索していたが、先週末より行方不明者を発見できなかったこと、そして、今後も発見のめどが立たないとみられることから、捜査の打ち切りを決定したという。
なお、捜索救助隊は地元の漁師や船員らに対し、行方不明者を発見した場合は連絡するよう要請した。
事故は、スラウェシ島沖のボネ湾で発生した。高波が原因と見られている。フェリーには乗客乗員118人が乗っていた。
11月にはスラバヤでフェリー沈没事故が発生
インドネシアは多くの島々で構成されていることから、フェリーは一般的な交通手段となっているが、安全性の基準が満たされていないこともあり、フェリーによる事故が後を絶たない。11月16日には、スラバヤのLamong湾でフェリーが沈没する事故が発生したが、100人以上の乗客らは無事に救出された。
外部リンク
CHANNEL NEWSASIA
http://www.channelnewsasia.com/news/asiapacific/indonesia
Benar News
http://www.benarnews.org/english/news/indonesian/ferry
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