インドネシアニュース

2015年12月14日、国際協力銀行(JBIC)は、三井住友ファイナンス&リースのインドネシア現地法人のPT. SMFL Leasing Indonesia(SMFLIN)に対し、62万2000米ドルを限度とする個別融資契約を締結したことを発表した。

同融資契約は、「海外展開支援融資ファシリティ」による、日系の中堅ならびに中小企業支援の取り組みの一環で、インドネシアなどにおいて日系企業による更なるビジネス展開を支援するために創設された。

また、同融資は、2014年10月末にJBICとSMFLINとの間で締結した投資クレジットライン設定のための一般協定に基づくもので、民間の金融機関との協調融資となる。

同融資は、SMFLINを通じて、愛知県が本社の自動車部品関連メーカであるサーテックカリヤのインドネシア現地法人・PT. Surteckariya Indonesiaの設備投資に対する資金調達に充当される。

インドネシアへの日系企業の進出は、堅調な経済成長率が追い風となって、増加傾向にある。日本の中堅ならびに中小企業の設備投資に対する意欲と需要が高まっている。

JBICとSMFLINとの間で締結されたクレジットラインを基本として、こうした融資提供を実施し、日系企業の海外におけるビジネス展開支援と日系企業の国際競争力向上に貢献することが期待されている。

（画像は国際開発銀行ウェブサイトより）

外部リンク

国際協力銀行プレスリリース
https://www.jbic.go.jp/ja/information/press/press-2015/1214-44760#*1

国際協力銀行「海外展開支援融資ファシリティ」
http://www.jbic.go.jp/ja/information/news/news-2014/0701-23233