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2016-01-01 01:00

社会

パプア州で約15人の集団が警察署を襲撃 警察官3人が死亡

パプア州
集団はライフルと弾薬を奪った模様
パプア州で12月27日、約15人の集団が警察署を襲撃した。襲撃により3人の警察官が死亡したほか、2人が負傷した。集団は7丁のライフルと弾薬を奪ったとみられる。

今回の襲撃を受け、警察は特別体勢で捜査にあたっているが、襲撃した集団がパプア独立のために活動するパプア自由運動の活動家らかどうかについては、現時点では断定できないとしている。

事件は、ジョコ大統領がパプア州を訪れることとは無関係
かつてオランダ領だったイリアンジャヤ(現在のパプア地域)はオランダより独立し、1963年よりインドネシアによる統治を受けた。しかしながら、同地域では、当時より同国からの独立を目指す声が高まっていたことから、その目的を達するために自由パプア運動が設立された。

同地域では、インドネシア国軍と自由パプア運動との間で衝突が繰り返されており、現在まで紛争状態が続いている。

なお、ジョコ大統領はパプア州で新年を祝うため、同州を訪問する予定でいるが、同州によると、今回の事件と同大統領の訪問は関連性がないとしている。


外部リンク

Voice of America
http://www.voanews.com/content/three-indonesian-police

The Jakarta Post
http://www.thejakartapost.com/news/2015/12/28/shooting

パプア紛争(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/パプア紛争

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