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2016-01-15 08:00

政治

ルトノ外相 サウジアラビア・イラン両国を訪問 両国の関係を仲介へ

サウジ・イラン断交
両国への直接訪問が重要との認識
インドネシアのルトノ外相は1月12日、年初に国交を断絶したサウジアラビアとイランの両国を訪問することを明らかにした。

ジョコ大統領は両国の国交断絶を受け、サウジアラビアのサルマーン国王とイランのロウハニ大統領に対して親書を作成しており、同外相が親書を渡すとされる。

同大統領は、電話会談を行うよりも、同外相を両国に派遣することが重要との認識を示し、両国の関係修復を図りたい考えだ。

ナシル報道官、中東の問題に懸念を示す
インドネシア外務省のナシル報道官は、中東情勢の不安定な状態が続くことで、世界情勢に影響を与えかねないことを踏まえ、
中東地域における平和と安定を維持するため、我が国は両国の関係修復を仲介するための準備がある。(Voice of Americaより)

との考えを示した。

1月2日、サウジアラビアは、テロ関連の罪によりイスラム教シーア派の指導者ニムル師を含む47人の死刑を執行した。しかし、シーアが主流のイランが反発し、サウジアラビア大使館を襲撃したことから、サウジアラビアは1月3日、イランとの国交断絶を発表した。


外部リンク

Voice of America
http://www.voanews.com/content/indonesian-minister

ANTARA NEWS
http://www.antaranews.com/en/news/102415/president-jokowi

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