2016-01-08 15:00
社会
スラウェシ島北部のソプタン山が噴火 噴煙は高さ2000mに
噴火警戒レベルを「3」に引き上げる
現地時間1月4日午後9時前、スラウェシ島北部のソプタン山が噴火した。現地の国家防災局によると、火口付近からは山が砕けるような音がしたこと、また、溶岩が山の東側の斜面を流れたといい、噴煙は火口から高さ約2000mに達したという。
そのため、インドネシア国家防災庁は同山の噴火警戒レベルを「2」から「3」に引き上げ、半径4km以内を立ち入り禁止区域に指定した。
現地の国家防災局は、同山の噴火の影響が比較的少ない地域についても引き続き監視を続けるとしており、噴火の危険が及ぶ場合には、直ちに警告を発するとしている。
ソプタン山 今世紀も噴火を繰り返す
ソプタン山は、スラウェシ島北部に位置する標高1784mの活火山である。同山はこの数百年の間に噴火が頻発している活発な火山で、今世紀に入ってからもたびたび噴火している。2008年6月の噴火では火砕流が発生し、噴煙は火口から高さ約2000mに達したほか、2011年7月の噴火では、噴煙は火口から高さ約5000mに達した。
なお、同山は、ここ最近では2015年3月に噴火した。
外部リンク
ANTARA NEWS
http://www.antaranews.com/en/news/102338/mt-soputan
THE STRAITS TIMES
http://www.straitstimes.com/asia/se-asia/alert-raised
Soputan(Wikipedia 英語版)
https://en.wikipedia.org/wiki/Soputan
関連する記事
-
2017-02-13 11:00
-
2017-01-24 18:00
-
2017-01-24 18:00
-
2017-01-19 07:00
-
2017-01-18 23:45