2016-01-09 12:00

セミナー・イベント

JOGMECがインドネシアの大学で石炭技術セミナー研修

石炭技術
日本の技術を伝え、石炭の安定供給を目指す
JOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)は、インドネシアのムアラブンゴ大学にて、12月14日から16日までの3日間、同大学の学生らを対象とした石炭坑内採掘保安技術に関する研修を行ったことを、JOGMECのWEBサイト上において1月7日に発表した。

同機構は、2002年度より「産炭国石炭採掘・保安技術高度化事業」を実施しており、本年度においてはインドネシアの他にベトナムや中国も対象国となった。日本の炭鉱技術を移転し日本への安定的な石炭供給を確保するために、アジアの産炭国へ炭鉱技術者を指導員として派遣している。

鉱山学科学生へのセミナー実施と技術向上への期待
インドネシア共和国ジャンビ州ムアラブンゴ市に位置するムアラブンゴ大学は鉱山学科を有する。今回は同学科の学生ら計43名が、昨年度に引き続いて、坑内掘炭鉱における通気技術や火災・爆発防止について学んだ。

閉講式で、同大学タリ・アストゥティ副学長から述べられたように、受講生の知識・技術のさらなる向上が期待される。

石炭技術
今後、同国内の西スマトラ州のパダン大学などにおいても、石炭坑内採掘保安技術に関するセミナー研修を実施する予定だという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構
http://www.jogmec.go.jp/

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