2016-01-28 00:00
政治
テロの脅威によって「非常事態」にあると内務大臣が発言

国内の全勢力を結集する必要
1月22日、インドネシア内務大臣Tjahjo Kumolo氏が、Riau県Pekanbaruにおいて、各地方公共団体の長の前で、インドネシアが今、テロの脅威によって「非常事態」にあると発言し、過激派がテロを引き起こさないように早期の段階で国内の全勢力を結集する必要があると述べた。インドネシア政府は、警察官の先制攻撃能力を強化し、過激派の動きに対する取り組みを改善させている。
反テロ対策を幅広く検討
政治・法務・セキュリティ調整大臣であるLuhut Binsar Panjaitanは、1月19日、大統領宮殿において述べたところによれば、1月26日には新しい反テロ法草案が完成して議会において審議にかけられる予定だ。さらに、1月19日のTempo.coの報道によれば、Panjaitan大臣は、インドネシアにテロリスト専用の刑務所の設立を提案しているという。ただし、副大統領であるM Jusuf Kallaや何人かの議員が反対していると伝えられる。
また、反テロ法の見直しとは別に、国家諜報機関(BIN)にテロリストの逮捕権限を与えることをインドネシア政府は検討している。しかし、これについてはTjahjo Kumolo内務大臣も反対している。
外部リンク
Tjahjo Kumolo
http://www.tjahjokumolo.com/
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