2016-01-28 15:00
経済
インドネシアが4兆ルピーのスクークを発行

4兆ルピーのスクーク(イスラム債)
インドネシア政府は4兆ルピー(28億9,000万ドル)のルピー立てのスクーク(イスラム債)を発行して2016年の予算不足を補填することを金融大臣が1月26日に公式サイトで述べた。スクークは、イスラム教の教義に従って設計された資本市場商品としての有価証券である。イスラム教では金利の授受が禁止されており、西欧型金融における社債とは異なる独自のスキームを取る。
スクークは、イスラム教で許容される目的のため発行され、株式会社の株式に類似して、裏付けとなっている特定の資産、プロジェクトまたはサービスに対する観念的な持分の移転が観念される。
今回のスクークの償還期は様々
今回のインドネシア政府によるスクークは、オークション形式で、様々な償還期を定めたものが発行される。SPN-S 13072016の償還期は、2020年6月13日、PBS006の償還期は、2020年9月15日、PBS009の償還期は、2018年1月25日、PBS011の償還期は、2023年8月15日、PBS012の償還期は、2031年11月15日とされている。なお、PBS012については、償還額がオークション時に定められる。
外部リンク
インドネシア金融省
http://www.kemenkeu.go.id/
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