インドネシアニュース

Freeport McMoRan Incは1月29日に精製銅の輸出権を喪失した。世界最大級の鉱脈からの権利は、10億円をくだらないだろうとされる。新しい金属精錬所の支払いに関するインドネシア政府との話し合いがデッドロックに乗り上げたままでいることが、今回の事件の原因である。

1月28日に問題とされる精製銅の輸出権は失効に至っており、新しい輸出権が与えられるのがいつのことになるのか、現時点では明確ではない。インドネシア政府は5億3,000万ドルの預託金をFreeport McMoRan Incに要求しているが、話し合いは続いている。Freeport McMoRan Incは、世界最大級の銅鉱脈であるパプアニューギニア独立国のGrasberg鉱山から採掘し、そこからの精製銅をインドネシアの港湾から輸出しているがわけだが、本当にそれが停止されるかどうかは未だ不明である。

2ケ月も輸出停止が続けば、市場にそれなりのインパクトを与えることになるだろう。ただし、新鉱山の開発や既存の鉱山の開発によって影響はすぐなくなるのではないか、と市場関係者は予想している。

外部リンク

Freeport McMoRan Inc
http://www.fcx.com/