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2016-02-04 21:00

進出

インドネシアの小学校にクラウド型学習システム導入

クラウド型学習システム
すららネットによる学習システムを用いた授業が開始
西ジャワ州のバンドン市にあるインドネシア教育大学付属小学校は、2月11日よりクラウド型学習システム「すらら」を用いた授業を開始する。「すらら」の開発・販売に携わる株式会社すららネット(以下、すららネット)が、同社のWEBサイト上にて2月2日に発表した。

すららネットはインドネシアにおいて、2015年4月より、eラーニングを活用しながら産学連携による子どもたちの学力達成度強化事業を実施してきた。今回の取り組みでは、小学校1年生から4年生までの全生徒合計305名を対象に、eラーニング学習用の専用教室で算数の基礎的な概念から四則演算までを学ぶ授業が行われる。

クラウド型学習システムの概要
クラウド型学習システム「すらら」は、小中高生の学習指導要領に準拠し、算数(数学)のほか英語や国語にも対応している。1つの単元は10~15分程度で、少しずつ学習を進められる「スモールステップ」の構成となっている。

また、一人ひとりの理解度に応じて出題問題の難易度が調整される仕組みが搭載されていたり、現役塾講師が電話やメールでの進捗確認フォローを行ったりと、きめ細やかな工夫も盛り込まれたシステムだ。

将来的にはビジネスへつなげる目標
同国での学力達成度強化事業は、学校や塾などでのeラーニング活用と普及にとどまらず、将来的にはビジネス活動につなげる目的を有する。

すららネットによれば、今後は現地日系大手企業に勤める従業員の子どもを対象とした塾のパイロット校を企業内に設置するなどして、企業と連携をはかることも視野に入れている。さらに、運用の中で得られたデータを分析し、インドネシアの公教育において「すらら」が補助教材として活用されることを目指す。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社すららネット プレスリリース
http://surala.jp/image/press/d3287-112-pdf-0.pdf

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