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2016-02-29 01:00

社会

バリ島の人々にとって重要な儀式ニュピについて

ニュピ
バリ島の人々にとっての重要な儀式ニュピ
バリ・ヒンドゥー教を厚く信仰する、バリ島の人々にとって重要な儀式ニュピをまもなく迎える。バリ・ヒンドゥー教徒は「ウク暦」と「サカ暦」の暦に従って生活しているがニュピは「サカ暦」の新年で今年は3月9日となる。

ニュピの日程は2016年3月9日午前6時から10日午前6時まで。国の祝日でもある。ニュピ当日は、精神修養に専念する最も重要な日として、終日瞑想してバリ島から悪霊が去るのを待つ。

バリ島に滞在中の外国人にも静寂を妨げる行為が禁止される。ニュピ当日だけでなく、その前後には関連する儀式が行われるため、寺院の立ち寄りなどが制限されることもある。

航空機の離発着、交通機関も制限
このため、島内では火や電灯が一切使われず、いかなる活動もされない。またレストランや商店等の営業も一切禁止される。航空機の離発着、交通機関も制限される。

ガルーダ・インドネシア航空では、バリ島のン・グラライ国際空港離発着の国際線・国内線ともに全ての航空機のが禁止となる。ただし、トランジット便は除かれる。トランジットの乗客以外の乗降も禁止されるので注意が必要となる。

航空機だけでなく、バリ島の全ての海港も閉鎖となり、船舶による海運サービスも一切、なされない。

行動制限は、バリ島内の全ての人々に適用
ニュピの行動制限は、バリ島内の全ての人々に適用され、外国人観光客も例外とはならない。警察、医療機関、消防なども緊急を要する場合を除き、バリ島内の屋外での行動が一切禁止される。

当日バリ島内に滞在中の場合、ホテル・宿泊施設からの外出もできなくなる。予め当日のビーチ、プールやレストラン利用の可否などの情報について、ホテルに確認することが必要となる。


外部リンク

インドネシア共和国観光局 ニュースリリース
http://www.visitindonesia.jp/news/160212-2.html

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