2016-03-07 11:00
政治
歓楽街カリジョド地区を緑地化して公園造成する計画

カリジョド地区の緑地化を目指す
インドネシアでは違法な売春が多くの主要都市で横行しているとして環境浄化にのりだしている。インドネシアは多くのイスラム教徒がいる国でもあることもあり、風紀の乱れは大きな問題となっている。政府は、国内の全ての売春街を2019年までに閉鎖する計画だ。世界最大のイスラム人口を抱えることもあり、売春の根絶を目指している。
また、ジャカルタ特別州のアホック知事も首都北部の主要な売春街カリジョド地区の緑地化政策を打ち出している。
カリジョド地区について
ジャカルタ特別州北ジャカルタ市のカリジョド地区は、元々国有地であった。ところが、長年の間にここに住居や店を構えて暮らす者が定着し、歓楽街となってしまったのだ。アルコール飲料の販売、違法な売春宿、麻薬の横行、武器の所持、暴力団の暴行事件などが絶えない街となっている。
先日、この地区での飲酒運転による死亡事故が起きたことをきっかけに、一気に風紀の改善を進めたい考えだ。緑地化政策のため、カリジョド地区の住民に移転を迫っている。住民からは抗議の声も上がったが、州知事は毅然としてこの計画を進める、としている。
洪水の対策にも有効
また、カリジョド地区の緑地化政策は風紀上の問題だけでなく、洪水の対策としても不可欠、と考えられている。外部リンク
ジャカルタポスト
http://www.thejakartapost.com/news/2016/03/01/
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