インドネシアニュース

3月1日、北スマトラ州シマルングン県のSurya Niagaraホテルにて、同県に面する観光地、トバ湖の観光開発に関する会議が実施され、ジョコ大統領のほか現地の代表らが参加した。

インドネシア政府は、トバ湖周辺が観光地として有望と見込んでいる。

しかしながら、トバ湖周辺の空港は小規模であり、大型機が乗り入れできないことを含め、現地が観光地として発展していくためには様々な問題を抱えている。

そのため、同大統領は、同州知事や同州内の県知事らにトバ湖周辺の発展の妨げとなっている問題点を改善するよう指示した。

また、ジョコ大統領によると、トバ湖周辺に位置するシランギット空港は、今年4月から改修工事を開始するという。

同空港への大型機乗り入れを実現するため、改修工事では滑走路を2650mに拡張し、新ターミナルを建設する。なお、拡張工事の完成は年内を予定している。そのほか、トバ湖周辺ではホテルの建設も進められる予定だ。

同空港の改修により、トバ湖周辺の観光客数の増加が期待されている。

トバ湖は、北スマトラ州に位置する世界最大のカルデラ湖だ。湖は長さ約100km、幅約30kmに及び、湖の中央にはサモシール島が位置している。

外部リンク

TEMPO.CO
http://en.tempo.co/read/news/2016/03/02/056749804/Jokowi

Jakarta Globe
http://jakartaglobe.beritasatu.com/news/president-pushes

トバ湖（Wikipedia）
https://ja.wikipedia.org/wiki/トバ湖