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2016-03-10 02:15

その他

個人向けスクーク(イスラム債)の販売記録が更新される

スクーク
多くの個人投資家がスクークを選択
3月7日、インドネシア政府は、2009年来の個人向けスクーク(イスラム債)の販売記録を更新した、と財務大臣Bambang Brodjonegoro氏が発表した。

「他の投機商品と比べて、多くの個人投資家がスクークを選択した理由としては、スクークについての理解が進んだことと、販売代理店の営業能力の向上によると考えられる」とBambang氏は語った。

インドネシアは世界最大のイスラム教国家であるが、イスラム教に則った金融システムという面においては、マレーシアという地域競合者に遅れをとっていた。インドネシア国内においてはスクークの市場開拓の余地が十分にある。
購入額が43.41パーセント伸びる
(画像はプレスリリースより)
SR-008とブランド名で呼ばれる3年で満期に至るスクークが今年の2月19日から3月4日まで販売されたが、実に4万8,444人のインドネシア国民が26の販売代理店から購入したと伝えられる。

2015年に売りに出されたSR-007の利率は8.25パーセントであったが、SR-008の利率は8.3パーセントとなっている。購入額は21.97兆ルピーから31.5兆ルピーと43.41パーセントも伸びている。


外部リンク

インドネシア財務省
http://www.kemenkeu.go.id/en
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