2016-04-08 17:00
社会
約40年ぶりに発見されたスマトラサイが死ぬ

死因は足の感染症か
4月5日の当局者の発表によると、先月、東カリマンタン州で約40年ぶりに発見された野生のスマトラサイが、先日死んだという。スマトラサイは、同州の鉱山と農場の近くにある落とし穴に転落しているところを発見された。落とし穴から捕獲され、保護されていたものの、落とし穴に転落したことが原因による足の感染症によって死んだとみられている。なお、正確な死因については、解剖によって特定するという。
スマトラサイの保護活動は、専門家の支援が必要
WWFインドネシアのEfransjah代表は、スマトラサイの保護活動は、非常に困難だ。スマトラサイの保護活動には、専門家の支援が必要だ。(COCONUTS JAKARTAより)
と、訴えた。
インドネシア環境省は、カリマンタン島には現在もスマトラサイが生息しているとの見方を示していることから、今後も同島においてスマトラサイの保護活動を継続するとの考えを示した。
スマトラサイは、かつては東南アジア各地に生息していたとされるが、密猟や農地の拡大によって生息数は減少の一途をたどってきた。WWFの推計によると、スマトラサイの生息数は、スマトラ島に約85頭、カリマンタン島に約15頭、合わせて約100頭が生息するのみであるという。
外部リンク
COCONUTS JAKARTA
http://jakarta.coconuts.co/2016/04/06/weeks-after
The Washington Post
https://www.washingtonpost.com/news/animalia/wp/2016/04/05
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