インドネシアニュース

個人納税者の納税申告書の提出期限を一ヶ月先に伸ばして4月30日にする、と3月30日、インドネシア国税局は発表した。電子機器を使用する納税者たちによる国税局サイトへのアクセス量が膨大すぎて、サーバーが落ちてしまったのだ。

法令によれば、毎年、事業納税者は4月30日までに、個人納税者は3月31日までに、納税申告を行わなければ100ルピー（7.5ドル）の罰金が科される。ただし、今年は個人納税者も4月30日までに納税申告書を提出すればよいことになった。インドネシアには、2,700万人の納税者が登録されているが、昨年は1,000万人分しか納税申告書が提出されなかった。さらに言えば、2億5,000万人の人口がいる以上、1億2,000万人は納税者が登録されるべきだと考えられる。

国税局は、昨年の税収よりも3の1程度の上乗せが欲しいと言う政府の目標に応じるべく、電子サービスを利用した納税申告の簡易化を図っている。今回のサーバー事故は新しい種類のトラブルである。3月初めにも、何人かの納税者から公式サイトにアクセスできないという苦情があった。

外部リンク

インドネシア財務省
http://www.kemenkeu.go.id/en