インドネシアニュース

2016年4月1日、大手プラント建設会社の日揮の発表によると、日揮子会社・インドネシア現地法人のJGCインドネシアが、インドネシアのMEDCOが計画する天然ガス処理プラント建設に関わる工事を受注した。

受注金額は約270億円で、天然ガス処理プラントの設計および機材調達など、建設工事に関連する業務全般を担う。同プラントの建設予定地は、インドネシア・アチェ州で、2018年初頭の竣工を目指す。

インドネシアのアチェ州は、石油や天然ガスなどの資源が多く産出される地域で、ブロックA鉱区内でMEDCOが保有する地区では、1日あたり9000万立方フィートの天然ガスが産出される見込みである。

同プロジェクトは、MEDCOが産出する天然ガスを原料として、液状炭化水素(コンデンセート油)、燃料用ガス、固形硫黄へと処理するプラントを建設する。

同プラントで産出された生産物は、同じくアチェ州にて稼働が計画されている国営のガス火力発電所や、国営の肥料会社へ納入される予定である。

（画像は日揮ウェブサイトより）

外部リンク

日揮プレスリリース
http://www.jgc.com/jp/DisplayHtml