2016-04-07 13:00
社会
ウェザーニューズ、インドネシア気象気候地球物理庁と覚書締結

インドネシアで発生した自然災害の被害軽減に協力
2016年4月4日、ウェザーニューズの発表によると、インドネシア気象気候地球物理庁(BMKG)とウェザーニューズは4月1日に覚書を交わし、インドネシアにて発生した自然災害によって受ける被害を軽減するために協力していくことで合意した。ウェザーニューズは、2014年11月にジャカルタオフィスを開設以来、洪水、高波、地震、津波等のリスクおよび災害被害の軽減についてBMKGと意見交換を重ねてきた。同覚書の締結により、今後も両者が保有する観測データや気象関連知識について共有を継続していく。
ウェザーニューズ独自の観測ネットワークの拡充を図る
ウェザーニューズは、インドネシア国内における観測ネットワークの拡充を図る予定で、沖合約30km地点での津波観測装置「TSUNAMIレーダー」やゲリラ豪雨をもたらす積乱雲の観測装置「WITHレーダー」といった、ウェザーニューズ独自の気象観測装置を新設する。インドネシアは島嶼国であるとともに、環太平洋造山帯に位置しており、洪水、高波、地震、津波などの自然災害リスクと常に隣り合わせである。気象観測に関する情報網の拡充は、自然災害の被害を最小限にするためには必要不可欠なものである。
インドネシア企業向け対応策情報サービスを提供
また、インドネシア国内で事業を展開する企業に対して、ウェザーニューズが持つ豊富な気象情報による対応策情報サービスを提供開始する。気象情報を自然災害被害の軽減のみならず、経済活動の更なる活性化に活用することで、インドネシアや東南アジア諸国の経済発展に貢献していきたい考えだ。
(画像はウェザーニューズWebサイトより)
外部リンク
ウェザーニューズ
https://global.weathernews.com/
ウェザーニューズプレスリリース(日経プレスリリース)
http://release.nikkei.co.jp/lindID=5
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