2016-04-20 12:00
経済
ジョコ大統領 ドイツとの合弁事業に関する了解覚書に署名

鉱業・造船・製紙、合わせて8億7500万ドルに
4月18日のインドネシア商工会議所(Kadin)の発表によると、欧州を訪問中のジョコ大統領が独・ベルリンにおいて、インドネシア企業と独企業の合弁事業に対し、総額8億7500万ドル(約950億円)の了解覚書に署名したという。了解覚書に署名した8億7500万ドルのうち、8億ドル(約870億円)は、米・クロニメットと合弁事業を実施する独複合企業・フェロスタールグループとインドネシア国営資源大手・アンタムとの合弁事業だ。
その他の内訳は、独造船企業・マイヤー・ヴェルフトとインドネシアの国営船舶企業・ペルニとの間で4000万ドル(約43億ドル)、独半導体メーカー・イノヴァ・セミコンダクターズとインドネシアの製紙業エイプリルとの間で3500万ドル(約37億円)。
独・米・インドネシア合弁で、ニッケル工場建設へ
独・フェロスタールグループ、米・クロニメット、インドネシア・アンタムの3社は合弁で、南東スラウェシ州に来年よりニッケル工場の建設を開始する予定だ。工場の稼働によって、年間1万9500トンのニッケル生産が見込まれている。ジョコ大統領は、4月17日から22日まで、インドネシア商工会議所のメンバーらとともに、独を含め欧州4か国を訪問する予定だ。
外部リンク
ANTARA NEWS
http://www.antaranews.com/en/news/104233/indonesia-germany
The Jakarta Post
http://www.thejakartapost.com/news/2016/04/18/kadin-secures
Deal street Asia
http://www.dealstreetasia.com/stories/37582-37582/
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