インドネシアニュース

米国を本拠とし、世界各国で自動車配車ウェブサイトと配車アプリを提供するUber（以下ウーバー）は4月13日、ジャカルタでバイクタクシーサービス、「ウーバー・モーター」の運用を開始した。

渋滞が深刻なジャカルタでは、バイクタクシーが幅広く利用されている。既存のバイクタクシーアプリとしては、ジャカルタの「Gojek」とマレーシア発祥の「GrabBike」があるが、新たにウーバーが参入した形だ。

ウーバーのバイクタクシーアプリを利用することで、数分程度の待ち時間でバイクタクシーを利用することが可能だ。初乗り運賃は1000ルピア（約8円）、以後1kmごとに1000ルピアが加算、または、1分ごとに100ルピア（約80銭）が加算される。

また、支払い方法は、現金だけでなく、クレジットカード、デビットカードにも対応している。

さらに、サービス開始記念として、7月末までは、初回の利用者に対して7万5000ルピア（約620円）分が無料で利用できるキャンペーンを実施している。

ウーバーは、一般のタクシー配車も行うが、一般人も運転手として登録することが可能なシステムとなっている。しかしながら、タクシー業界からの反発を受けやすく、ウーバーが営業禁止に追い込まれた国や地域も見られる。

外部リンク

The Jakarta Post
http://www.thejakartapost.com/news/2016/04/13/uber

Jakarta Globe
http://jakartaglobe.beritasatu.com/business/uber-offers

Wikipedia（Uber）
https://ja.wikipedia.org/wiki/Uber