2016-04-23 14:00
社会
スラウェシ島で、小型・細身の新種ネズミ発見

地元の人々は「根元のネズミ」と呼ぶ
国際科学者チームは、スラウェシ島西部・ガンダンデワタ山の密林地帯で4年間にわたる調査の結果、新種のげっ歯動物を発見したと発表した。同山周辺で発見された新種の生物としては、「属」としては3番目となるほか、「種」としては4番目となる。なお、現地の人々は、その動物が餌を食べる場合は、主に木の根元で食べていることから「根元のネズミ」と呼んでいる。
新種のげっ歯動物は、体長約30cm、体重約40g。通常のネズミと比較すると、身体が細長いことが特徴で、全体的に小さく、丸い顔を持つことが特徴だ。
動物が独自の進化を遂げるスラウェシ島
国際科学者チームの一人で、豪・メルボルンのヴィクトリア博物館のKevin Rowe博士によると、新たに発見されたげっ歯動物は、遺伝子的には「スラウェシ・ウォーター・ラット」に近いとしているものの、他の動物とは全く異なっており、今後の調査が必要であるとの考えを示した。スラウェシ島では、動物が独自の進化を遂げているとみられる。昨年10月、同島では、鼻孔が豚のように前方を向いているげっ歯動物「ブタバナラット」が発見された。
外部リンク
SBS
http://www.sbs.com.au/topics/science/nature/article
TECH TIMES
http://www.techtimes.com/articles/151625/20160420/meet
Bella naija
https://www.bellanaija.com/2016/04/new-species-of-rats
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