インドネシアニュース

2016年4月27日、国際協力銀行(JBIC)は、紙おむつ用のフィルムの製造販売を手がける大和川紙工のインドネシア現地法人であるPT. YAMATOGAWA INDONESIAに対する融資を実施したことを発表した。

同融資は、JBICと東銀リースのインドネシア現地法人のPT. BUMIPUTERA-BOT FINANCEとの間で締結した日本の中堅・中小企業の海外事業展開支援のための投資クレジットラインに関する個別契約に基づいており、融資限度額が109万1000米ドルとなる。

また、三菱東京UFJ銀行との協調融資も含めると、総額は約155万9000米ドルとなる。

大和川紙工は、紙管の製造・販売を手がけており、一般家庭用ラップの芯といったモノを巻き付けるために使用される紙の棒や、製紙業や建築資材といった産業用途に使用される紙管など、多様な用途の紙管製造を得意としている。

同社のインドネシア現地法人では、紙おむつ用フィルムと同フィルムを巻き取る紙管を製造している。東南アジア市場における日本メーカー製紙おむつの需要拡大を受けて、JBICは、同現地法人における紙おむつ関連設備の生産能力向上のため、同融資を決定した。

（画像は大和川紙工ウェブサイトより）

外部リンク

国際協力銀行プレスリリース
https://www.jbic.go.jp/press-2016

大和川紙工
http://www.yamatogawa.biz/