2016-07-27 23:00
進出
ヤマキ、インドネシアの鰹節製造会社と資本・業務提携
事実上のヤマキ専用鰹節工場
ヤマキ株式会社は7月25日、インドネシア・北スラウェシ州の鰹節製造会社・エトミエコ・サラナ・ラウ社(ESL社)と資本・業務提携を行うことを発表した。ヤマキは、ESL社の発行株式の約21%を取得。取締役と、コミッショナーと呼ばれる、日本で言う監査役に相当する役職に各1名を派遣し、ESL社の経営に参画する。
ヤマキは、同社が持つ鰹節生産のノウハウを、より高品質の製品を追求するため、技術支援という形でESL社に提供するが、ヤマキはESL社から、仕向け地を問わない独占購買権を取得。ESL社は、これにより事実上、ヤマキ専用の鰹節工場ということになった。
資源確保・品質管理・安定供給
ヤマキは「鰹節屋・だし屋」として広く知られているが、特に鰹節に関しては、カツオが世界的な資源となっている現在、安定的な資源確保が重要な課題となっている。ヤマキはこの課題に長い間取り組んでいるが、ESL社との提携により、「長期的に安定した原料確保」「品質管理」「安定供給」を高い次元で実現することが可能になった。
日本食は世界的に人気が高まっているが、ヤマキはESL社との資本・業務提携により、日本のみならず、このような海外からの需要にも直接対応できるメリットがあるとしている。
外部リンク
ヤマキ株式会社のプレスリリース
http://www.yamaki.co.jp/
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