2016-09-15 13:00
進出
NEC、インドネシア9都市とシンガポールを結ぶ光海底ケーブル敷設工事を受注

受注額約200億円の大事業
NECは、8日、インドネシアの島々とシンガポールを結ぶ大容量光海底ケーブルの敷設プロジェクトを、インドネシア最大の通信事業者PTテレコムから受注したと発表した。インドネシア9都市(ドゥマイ、バタム、ジャカルタ、マドゥラ、バリ、マカッサル、バリクパパン、タラカン、マナド)を結び、シンガポールに至る、総延長距離約5300km、受注額約200億円の壮大なプロジェクトだ。
NECは本ケーブルの稼働開始を2018年前半に予定している。
急増する通信量に対応
インドネシアでは、スマートフォンやPCを利用する人が増え、通信量の増加とともに、回線の増強が必要となっている。本「IGG(Indonesia Global Gateway)」プロジェクトでは、1波長あたり毎秒100ギガビットとなる最新の光波長多重方式に対応したケーブルを使用し、建設時の初期容量は毎秒32テラビットとなる予定。
本ケーブルが稼働を始めれば、同国国内の通信環境が改善されることに加え、先にNECが敷設を完了し稼働が始められている、日米間の光海底ケーブルFASTERや、日本・香港・東南アジアを結ぶSJCなどと接続され、同国と日本・欧米間の通信を加速させるだろう。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
NEC プレスリリース
http://jpn.nec.com/press/201609/20160908_01.html
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