2016-09-09 18:00
社会
ヤシ油業者に法的措置へ、ヘイズ調査員への妨害行為受け

男たちがヘイズ調査員を一時人質に
インドネシアの環境林業省は6日、焼き畑を行った疑いのあるパームオイル生産業者への調査を妨害、ヘイズ(煙害)調査員を一時人質にしたグループとの関わりが疑われるこの業者に対し、法的措置をとる意向を示した。毎年、深刻なヘイズをもたらす原因
7人の調査員は2日、リアウ州で違法な野焼きが原因とみられる火災の調査を行っていたところ、パームオイル生産業者Andika Permata Sawit Lestari Ltdに雇われたとみられる多くの男たちに妨害された。環境林業省は、
100人程の男たちは、調査員らを約12時間にわたり拘束し、生きたまま7人を焼き殺し、死体を川に捨てるなどと脅した。(The Daily Heraldより)
としている。
シティ・ヌルバヤ環境林業大臣は、
毎年、東南アジア近隣諸国に被害をもたらすヘイズの原因となっている会社には、法的措置をとる。彼らの行為を放置するのであれば、インドネシアは今後も変わらないだろう。(Wall Street Journalより)
と語っている。
パームオイル業者は関与否定
環境林業省のスポークスマンによると、人質にとられていた7人の調査員らは、警察や地元当局が交渉に当たった末、3日に解放された。パームオイル生産業者は、この件への関与を否定している。
外部リンク
Wall Street Journal
http://www.wsj.com/
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