2016-08-22 20:00
政治
インドネシア、独立記念日に拿捕漁船を爆破し沈める

独立記念日に
インドネシア共和国は17日の独立記念日に、違法操業をしたとして拿捕していた漁船60隻を、国内8ヶ所で爆破し沈めた。具体的な国名は明らかにされていないが、これら漁船の大部分は、中国が本土から約2000km離れているにも関わらず経済水域だと主張しているナトゥナ諸島周辺で拿捕された、外国の漁船とされている。
当初はインドネシアの71周年と同じ数となる、フィリピン、マレーシア、ベトナム、中国からの71隻が沈められる予定だった。
気勢をそぐ意味で大きな効果
スシ・プジアストゥティ海洋水産大臣は、ナトゥナ諸島のラナイで、我々はこの措置が海外漁船の気勢をそぐ大きな効果があることを確認している。これは既にとても大きなメッセージとして受け止められていると思う。(MarineLinkより)
と語った。
海洋水産大臣は、2014年からこれまでの間に、200を超える違法操業漁船を沈めてきた。
今後も厳しく
海洋水産大臣は、今後はもう少しソフトな方法で違法漁船を沈めるとしているが、それは厳しく対処しないと言うことでは無い。(Napa Valley Registerより)
とも語っている。
ジョコ・ウィドド大統領は、中国を含む近隣諸国に対し、違法漁業には厳しい姿勢をとることを明確にしている。
外部リンク
MarineLink
http://www.marinelink.com/
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