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2016-09-24 19:00

社会

インドネシア、爆弾の原料となる肥料を運んでいた船を拿捕

イスラム過激派
硝酸アンモニウム約30トン
インドネシア当局は22日、違法な漁で使用する、爆弾製造用の肥料約30トンを運んでいた未登録の船を拿捕したと発表した。

この船はマレーシアの港を出港し、スラウェシ島南のセラヤ島に向かっていたが、バリ島沖を航行中に拿捕された。

過激派が拠点とするスラウェシ
インドネシア東部のスラウェシ島は、過激派組織IS(イスラミックステート)に共鳴する過激派組織が活発に活動している。

7月には最重要指名手配者とされていたテロリスト、アブ・ワルダ・サントソが治安部隊との銃撃戦の末、スラウェシ島の森林で殺害されている。

インドネシア警察のアグン・セティア犯罪捜査課長は、
私が言えることは、この硝酸アンモニウムは、自家製の漁猟用爆弾を作るのに使われるということだけだ。テロとの関係は今のところ確認されていない。(benarnewsより)

と記者団に語っている。

だが、バリ島警察関係者は、
この硝酸アンモニウムが、テロ目的の爆弾製造に使われるはずだったという可能性を排除していない。(benarnewsより)

と語っている。

船の船長と5人の乗組員は、税関法違反の疑いで逮捕された。バリ島警察は、6人が中身について知っていたかどうかについて調べを進めている。


外部リンク

benarnews
http://www.benarnews.org/

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