2016-09-27 13:00
社会
ボルネオ島でドキュメンタリー映画を撮影、森林火災に立ち向かう現地NGOの活動

日本のNGOが企画
日本の環境NGO「ウータン・森と生活を考える会」は、昨年ボルネオ島で起こった森林火災において、消火活動に従事した現地NGO「Friends of the National Parks Foundation」(FNPF)の活動を取材し、ドキュメンタリー映画にすると発表した。日本の同NGOはインドネシアのタンジュンプティン国立公園周辺を中心に、森林保護に取り組んできた団体。
映画監督の中井信介氏がすでに現地に入っている。
大規模森林火災
昨年の大規模な森林火災では、東京都9つ分の森が消失し、煙害被害は付近住民だけでなく、隣国のシンガポールやマレーシアにまで及んだ。これらの事態を受けて、インドネシア政府は今年1月、「泥炭復興庁」を設立し、森林火災の防止や、消失した土地の復興事業を始めている。
FNPFの活動
昨年の火災発生時、FNPFと付近の村人は、必死の消火活動を行った。その後は、火災が発生しやすい乾期に向けて消防チームを結成している。「ウータン・森と生活を考える会」は、これまでもFNPFと連携し自然保護活動を続けてきた。昨年末には寄付キャンペーンを行い、集まったお金で消火活動に必要なジェットシューターをFNPFに届けている。
外部リンク
ウータン・森と生活を考える会 プレスリリース
https://www.value-press.com/pressrelease/170086
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