2016-10-20 05:30
社会
鞭打ち最高30回、恋人とあまりにも「接近」したため

シャリーアに反し不適切な行為
インドネシアのバンダ・アチェで17日、イスラム法「シャリーア」に反する行為をしたとして13人が、それぞれ21回から30回の鞭打ちの刑を受けた。この13人は男性7人と女性6人。男女はカップルだが、「シャリーア」に反し、婚外関係にも関わらずあまりにも近づきすぎたため、刑に処されることとなった。なお、女性1人は妊娠中のため、今回の刑執行は回避された。
だが、バンダ・アチェのザイナル・アリフィン副市長は、
彼女は出産後に鞭打ちを受けることになる。(Express.co.ukより)
と話している。
唯一、シャリーアを適用する州
アチェ州は、イスラム教徒がマジョリティを占めるインドネシアにおいても唯一、「シャリーア」を適用している州として知られている。アチェ州の住民は「ギャンブル」「飲酒」といったものから「ゲイセックス」まで、さまざまなケースで鞭打ちに処される可能性がある。スマトラ島に位置するアチェ州は、イスラム分離主義勢力との長年の闘争終結を目指すインドネシア政府が2001年、特別に自治を認めた州だ。2005年の和平協定締結後は、「シャリーア」を適用した法の厳格化を進めている。
ザイナル副市長は、鞭打ちが不道徳な行為を抑止する効果があるとした上で、
これ以上、市民が法を破ることのないよう望んでいる。(Express.co.ukより)
と話している。
外部リンク
Express.co.uk
http://www.express.co.uk/
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