インドネシアニュース

ジャカルタ警察は5日、市内の屋外大型ビジョンに日本のポルノ映像を流したとして、IT関連会社に勤める24歳のインドネシア人の男を逮捕したと発表した。

調べに対し、男は大型ビジョンのシステムをハッキングしたことを認めたが、いたずらのつもりでやったことで、ポルノ映像を流すつもりはなかったと供述している。

男は、最大で6年の禁固刑と10億ルピア（約800万円）の罰金に加え、ポルノグラフィ法と呼ばれる反道徳的な行為に対する罪にも問われる可能性がある。

事件のあったのは先月9月30日の午後。大型ビジョンに数分間、日本のポルノ映像が流れた。

付近の道路は渋滞しており、車内にいた人や通行人が多数その映像を目撃した。

その後すぐに大型ビジョンの電源は切断されたが、その場に居合わせた人たちが、携帯電話で映像を撮影しソーシャルメディアに投稿したため、ネット上で拡散する事態となった。

警察とサイバー犯罪専門家らは、事件発生直後から、ハッカーが関与した可能性などについて捜査を進めていた。

現在も、共犯者の有無や、特別な意図があった上での犯行だったかなど捜査を続けている。

外部リンク

BBC NEWS
http://www.bbc.com/news/world-asia-37559500