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2016-10-20 21:00

進出

フマキラー、マレーシアとインドネシアの連結子会社を完全子会社化

フマキラー
株式を追加取得
フマキラーは、13日、マレーシアとインドネシアの現地子会社である2社の株式を追加取得し、完全子会社化すると発表した。

マレーシア所在の連結子会社は「Fumakilla Asia Sdn. Bhd.」(FASB社)、インドネシア所在は「PT. FUMAKILLA NOMOS」(FN社)。

株式の取得資金は、金融機関からの借り入れ及び自己資金を充当する予定。

インドネシアへの進出
フマキラーは、1990年、インドネシアに現地法人を設立し、蚊取り線香の販売を始めた。

当初、同国では現地メーカーと海外メーカーがしのぎを削っていたこともあり、後発の上に価格の高かった同社の蚊取り線香は苦戦を強いられた。

しかし、地道な営業活動や、箱売りではなくバラ売りに切り替えるなど、現地の需要に合わせた戦略を進めた結果、他社製品よりもよく効くと評判になり、8年目にして初めての黒字を達成した。

完全子会社化のねらい
フマキラーの海外売上高は、2016年3月期、161億円で過去最高を記録した。国別ではインドネシアの売り上げがトップである。

同社は、FASB社とFN社を完全子会社化することで、グループ内の連携を強化し、経営環境の変化に、より迅速かつ的確に対応できるようにする方針だ。


外部リンク

フマキラー プレスリリース
http://www.fumakilla.co.jp/ir/images/h281013-kogaisya.pdf

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