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2016-11-25 15:00

社会

パナソニック、太陽光発電装置を納入、官民連携事業で電化促進

パナソニック
引き渡し式
在インドネシア日本国大使館は、東南スラウェシ州ワカトビ県において、日本政府による「草の根・人間の安全保障無償資金協力」とパナソニックの支援により設置された太陽光発電装置の引き渡し式が行われたと発表した。

同装置が設置されたのはトミア島にあるクラティ村。これにより診療所や周辺の小学校、コミュニティー施設に電力が供給される。

これまでの状況
同村はこれまで無電化だったため、ディーゼル発電機による電気使用に頼っていた。

だが、夕方から夜までの数時間しか電力が供給されないことから、診療所における薬の安全な保管や夜間の分娩などに困難を抱えていた。

また、小学校やコミュニティー施設においても、室内は昼間でも薄暗いため学習環境として適切な状況ではなかった。

無電化の解消
パナソニックと「草の根・人間の安全保障無償資金協力」の官民連携プロジェクトでは、これまでもインドネシアの離島など無電化地帯を対象に、電力供給を無償で手助けしてきた。

それらの活動はとりわけ同国における教育環境の改善に貢献している。

クラティ村において同社は装置のメンテナンスなどに関する研修も実施。電気設備に電力が安定供給されることで、同地域の医療サービスおよび教育環境の改善が期待される。


外部リンク

在インドネシア日本国大使館 プレスリリース
http://www.id.emb-japan.go.jp/news16_19j.html

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