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2016-11-16 21:00

進出

旭硝子、インドネシア子会社に省エネ対応新設備投入

AGC旭硝子
建築ガラス用遮熱コーティング設備
AGC旭硝子は、建築用ガラスの遮熱性能を高めるコーティング設備を、インドネシアの連結子会社アサヒマス板ガラス社(AMG)のチカンペック工場に新設する。

この新コーティング設備の投入は、東南アジアでニーズが高まっている省エネルギー化に応えるためのもので、2018年第2四半期から生産を開始する予定だ。

建設ラッシュ背景に需要増
東南アジアでは、現在も建設ラッシュが続いており、電力の不足や、燃料の輸入増加などで、エネルギーの効率化が求められている。

インドネシア政府も省エネを推進する政策を推し進めており、ガラスの遮熱性能を高めるコーティングガラス「Low-E膜付きガラス」が、エネルギー削減のための解決策として需要が高まっている。

更なるガラス需要拡大も
東南アジアでのガラス需要は、年率5パーセント以上の伸びを見込まれている。

特にインドネシアでは、建築用と自動車用のガラス需要が拡大しており、AMGではこれに対処するため、ジャカルタ工場でのフロートガラス生産を中止し、12月からチカンペック工場の最新設備による生産を開始する予定だ。

この最新設備での生産量は、ジャカルタ工場での生産量を6万トンも上回る21万トンを予定している。

AGC旭硝子は、今後も必要性能やデザインに応じた製品を供給することで、エネルギーの消費削減に貢献していきたいとしている。


外部リンク

AGC旭硝子のニュースリリース
http://www.agc.com/

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