2016-11-16 21:00
社会
教会へのテロ攻撃に巻き込まれた2歳児が死亡

教会駐車場に火炎瓶
インドネシアの警察は14日、ボルネオ島で13日に発生した、教会への火炎瓶攻撃に巻き込まれた4人の子供たちの内、2歳児1人が死亡したと発表した。このテロ事件が起こったのは、東カリマンタンのサマリンダにあるオイクメネ教会の駐車場。子供たちが駐車場内で遊んでいたところ、火炎瓶が投げ込まれた。
犯人はテロで服役の過去
犯人は逃走したが、地元住民によりすぐに取り押さえられた。犯人は32歳の男で、2011年にジャカルタやその郊外で発生した爆弾テロに絡み逮捕され、2014年7月まで服役していた。東カリマンタン警察のファジャル・セティアワン広報官によると、亡くなったのはアデ・インタン・マルブンちゃん。全身の4分の3以上に火傷を負ったことによる、呼吸器系の障害により亡くなったと見られる。
また、残り3人の子供たちも、現在、入院して治療が続けられているが、アデちゃんよりも火傷の状態は軽いという。
教会攻撃は今年2度目
教会を標的にした攻撃は、今年に入って2度目。8月にはスマトラ島メダンの教会で、ミサの最中に爆弾を爆発させようとした男が逮捕される事件が起きている。この事件では、爆弾は不発に終わったが、犯人は刃物で牧師に怪我を負わせた。外部リンク
Deutsche Welle
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