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2015-01-13 16:00

社会

スマトラ・スラウェシで大型鉄道計画

大型鉄道建設
大型鉄道建設で国内経済活性化を見込む
ジョコ・ウィドド大統領は、国内の都市間、州間における交流や物流を活発にし、国内経済を活性化させる、という観点からスマトラ、スラウェシなどにおける大型鉄道の建設を開始する意向を示した。スマトラ島に建設予定のトランススマトラ鉄道は、今年1月着工予定で、2025年の完成を目指す。
スマトラ島内の総延長2168km
ジャワ島内には、インドネシア鉄道会社の9つの地域事業部がある。地域事業部はジャカルタ、バンドン、スマラン、スラバヤなどジャワ島内各地にあることから、同島内の鉄道路線は充実している。

しかし、スマトラ島には、北部のメダン、中部のパダン、南部のパレンバンの各周辺に鉄道路線があるものの、同島の北部と南部を結ぶ路線は存在しない。

トランススマトラ鉄道は、北部のアチェ州から南部のランプン州までを結ぶ総延長2168km、総工費は65兆ルピア(約6110億円)を見込んでおり、同路線が開通すると、同島の北部と南部が結ばれることになる。

スラウェシ島でも建設計画
このほか、スラウェシ島では、トランススラウェシ鉄道の建設計画がある。南部のマカッサルからパレパレまでの150kmの建設を先行して行い、次いで同島北部の路線の建設予定もある。

また、大統領はパプア島、カリマンタン島での鉄道建設にも意欲を示しており、これらが実現することで、国内の人と物の流れがより活性化する。


外部リンク

Wikipedia(インドネシアの鉄道)
http://ja.wikipedia.org/wiki/インドネシアの鉄道

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