2015-01-14 06:00

セミナー・イベント

JOGMEC・インドネシアで海外派遣研修を実施

鉱山技術
日本の鉱山技術を世界に
JOGMEC・独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構は2014年12月15日から12月19日までの5日間にわたり、インドネシア共和国において石炭研修事業海外派遣研修を実施した。
今回はインドネシア共和国東ジャワ州にある「アディタマスラバヤ工科大学」において講演を行った。対象は同大学で鉱山について学ぶ学生と講師で、石炭坑内で採掘する際に関わる保安技術をテーマとした。

日本では製鉄事業や発電事業に石炭が使われており、特にインドネシアは日本の石炭需要の20%を支える重要な国である。今後も継続的に安定した石炭供給を受けるため、インドネシアで今後必要となるであろうセミナーを実施したものである。

講演に際して同大学の鉱山学科長、受講生代表から丁重な挨拶と謝辞があった。

どうしてこのテーマ?
インドネシアは世界でも有数の石炭生産国であるが、その採掘方法は露天採掘が主流であった。しかし今後も続く石炭需要に対応するため「坑内採掘」に移行されると見込まれている。坑内採掘とは石炭鉱山の中で石炭を採掘することを言う。

今後もJOGMECでは、ムラワルマン大学等でのセミナー、インドネシア国内にある鉱山にて実際の石炭採掘に関する技術指導を行っていく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

石炭研修事業海外派遣研修の実施(インドネシア)
http://www.jogmec.go.jp/

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