インドネシアニュース

四輪製造・販売のホンダ・プロスペクト・モーターは、2014年の販売台数は前年比73.9％増の15万9147台であると発表した。モビリオ、ブリオサティヤ、ジャズの3車種で約12万8000台を販売しており、中でもMPVのモビリオは1年間に7万9288台を販売していることから、販売台数の大幅な伸びに貢献している。
昨年、同社は自動車販売は低価格帯の販売台数が増加すると判断。昨年1月に、100万円台と低価格帯の車種であるMPVのモビリオの販売を開始したところ、昨年1年間で約7万9000台を販売するヒット商品となった。

昨年は、2013年に比べ経済成長が鈍ってきたこと、また、昨年は燃料補助金制度の削減などから燃料価格が上昇傾向にあったことから、低価格路線が功を奏したといえる。

同社では、2014年の販売台数増加の流れを受け、また、2015年には新車種の導入も予定していることから、今年も販売台数の増加を見込みたいところだが、昨年は、国内全体の販売台数は前年に比べて減少していること、今年1月1日の燃料補助金制度撤廃や為替相場変動などの要因から、販売台数を前年並み、もしくはそれ以下も考えられるとしている。

（画像はニュースリリースより）

外部リンク

Honda Prospect Motor（ニュースリリース）
http://www.honda-indonesia.com/news/832/