インドネシアニュース

二輪車製造業者協会（AISI）の発表によると、2014年のオートバイの販売台数は792万6104台であり、前年に比べて約2％の伸びにとどまったことが明らかになった。

1月から9月までのオートバイの販売累計台数は約605万台で、前年比18％増であったことから、昨年は2011年以来800万台の大台に乗ると見込まれていたが、及ばなかった。
昨年上半期のオートバイの販売台数は、1カ月で70万台を超える月があり、1月から6月までの累計は約421万台であった。

しかし、下半期に入ると販売台数が伸び悩み、7月から12月までの販売台数は約371万台にとどまった。下半期に販売台数が伸び悩んだ要因として、11月に実施された燃料補助金の削減が影響しているものとみられる。

今年の二輪車の販売台数については、昨年末の販売台数が伸び悩んでいること、燃料補助金制度が今年1月に廃止されたことやインフレ率が上昇傾向にあることなどから、不安定要素が多いとの見方が強い。

外部リンク

インドネシア二輪車製造業者協会（AISI)　統計データ
http://www.aisi.or.id/statistic/

NNA.ASIA（2014年10月15日付）
http://nna.jp/free/news/20141015idr009A.html