2015-02-07 10:00
テクノロジー
NEC 物流過程を見える化 「Logistics Visualization System」販売開始

アジアを中心に10ヶ国20事業者以上への導入を目指す
日本電気(NEC)は2月3日、輸送中貨物の現在ステータス(位置や在庫情報)の確認や物流オーダーの一元管理が可能なソフトウェア「Logistics Visualization System」の販売を開始した。出荷時期は2015年4月の予定。それに先駆けて、2月10日(火)にインドネシア・ジャカルタにて開催する「NEC Innovative solutions fair 2015」で展示する。2018年度末までに10ヶ国20事業者以上への導入を目指す。
事業者ごとにバラバラだった管理番号を紐づけし、業務を効率化
貨物の管理番号は、荷主、運送業者、通関業者それぞれで管理されている。物流業者は、荷主から貨物の輸送状況に関する問い合わせを受けた際、それぞれの部門や関連業者へ確認する必要があり、回答するまでに時間がかかってしまっている。また、「問い合わせをする」という行為自体が工程数を増加させコストアップの原因になっている。このソフトは、各事業者が個別に付与する貨物の管理番号を相互に紐づける機能を持ち、どの管理番号で検索しても輸送中貨物のステータスを即時に把握することができる。
また、輸送オーダーの受付から在庫、請求・支払いまで一元的に管理する機能もあり、物流サービスの高品質化や業務効率化を期待できる。
外部リンク
プレスリリース
http://jpn.nec.com/press/201502/20150203_02.html
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