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2015-01-29 23:00
その他
リサーチ アンド マーケッツ社レポート スマートフォン市場調査データ公開

市場は2020年までに6億9千万USドル規模へ
リサーチ アンド マーケッツ社は1月26日、スマートフォンの世界市場に関するデータを公表した。公表されたデータによると、2020年までに6億9千万USドル規模まで伸びると予測されている。
市場の40.7%をアジア太平洋地域が占め、ヨーロッパ地域が32.2%と続く。2020年までの出荷台数は30億弱ユニット、年間成長率平均11.2%、市場規模にして約6億9千万USドルに達する予測と報告している。
牽引役はモバイル新興国での急速な需要拡大
ここまで大胆な予測ができるのも、英国、ドイツ、インド、中国、インドネシア、韓国において、スマートフォンによるインターネット利用やモバイルサービスが普及し始めたことが要因の一つとして挙げられる。つい先日、「インドネシアでのフェイスブック利用者の9割以上はモバイル端末からのアクセスである」との報道があったことを記憶している方も多いだろう。
価格競争は激化。一方でイノベーションが無ければ先細りも
また、スマートフォンの販売価格の下落も大きな要因の一つだ。レポートでは、キープレイヤーとして、サムスン(韓国)、ノキア(フィンランド)、アップル(米国)、シャオミ(中国)、LG(韓国)の5社を挙げている。2013年度、この5社で市場全体の50%以上をシェアしているのだから、端末供給側は今後も厳しい価格競争を余儀無くされるだろう。
一方で、普及率が飽和気味の日本や米国においては、買い替えや新しい需要を生み出すイノベーションが無ければ、更なる市場拡大は望めないのかもしれない。
外部リンク
プレスリリース
http://www.businesswire.com/news/home/
リサーチ アンド マーケッツ社
http://www.researchandmarkets.com/research/
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