2015-02-01 19:00
進出
田辺三菱製薬・インドネシアで製剤棟竣工

インドネシアで製薬
大阪市に本社を置く製薬大手「田辺三菱製薬株式会社」は、連結後会社である「タナベインドネシア」が建設を進めていた製剤棟が竣工したことを、2015年1月29日に発表した。田辺三菱製薬では中期経営計画において「海外事業拡大」を戦略としてあげており、アジア地域では今後需要が伸びていくと想定されるため生産能力の増強を進めている。
特にインドネシアと中国は需要や経済の伸長がめざましいと予想されているため製剤棟の建設が行われた。
主力製品を増強
今回インドネシアの製剤棟を建設した理由は「主力製品の需要」に対応すること。タナベインドネシアは1970年に設立された会社で、インドネシアをはじめ周辺国へ医薬品を供給してきた。今回の新工場設立によって、タナベインドネシア主力製品「ヘルベッサー」(高血圧症治療薬)などの生産能力が1.75倍になる。
今後も田辺三菱製薬では、竣工した製剤棟を基盤にアジアでの事業拡大を進めていく。またその他関連会社の事業活動を通じ、「国際創薬企業として社会から信頼される企業」としての使命を果たしていく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
天津田辺製薬有限公司ならびにタナベインドネシア新製剤棟竣工に関するお知らせ
http://www.mt-pharma.co.jp/
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