インドネシアニュース

自動車部品製造大手「株式会社ケーヒン」は平成27年2月10日に、平成27年3月期第3四半期決算短信を発表した。
主要な財務諸表の数値は、売上高が前年同期比2.4％増しの約2,400億円（243,328百万円）、本業の儲けを示す営業利益は前年同期比25.8％増しの約187億円（18,705百万円）と堅調な成長を見せた。

なおケーヒンは日本の会計基準ではなく、国際会計基準審議会で制定された国際会計基準（IFRS）に従った財務諸表を採用している。また2014年度の財務諸表から変更を行ったため、初年適用に関する遡及適用の資本調整に関しても公開が行われている。

今期の決算は、日本市場は増益になった。これは海外子会社での現地生産の進展によって海外向け製品の販売が減少したことや労務費、減価償却費の増加分を経営の合理化や為替差益の影響によって営業利益が増加した。

アジア地域ではインドネシアで二輪車製品が販売増加。また四輪車部品についてもタイの政情不安の影響を、インドネシアでカバーすることができた。それに加え為替換算の影響によって売上が増収した。

外部リンク

平成27年3月期第3四半期決算短信・株式会社ケーヒン
http://www.keihin-corp.co.jp/