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2015-02-12 20:00

経済

インドネシアで陰りが見える・スズキ自動車低成長

スズキ自動車
スズキ自動車売上高、営業利益ともに低成長
自動車製造業「スズキ自動車株式会社」は平成27年2月3日、第三四半期決算短信を発表した。
第三四半期は売上高が前年同期比3.2%増しの約2兆1千億円(2,142,994百万円)、営業利益は前年同期比0.4%増しの約1千3百億円(135,216百万円)になった。

売上高や利益が伸び悩んだ理由として、スズキ自動車は決算短信で国内の二輪車、四輪車売上高の減少をあげている。ただ、インドでの四輪車の売上高が増加したため増加に転じたとしている。

インドネシアで陰りが見える
国内での自動車販売は、RJCカーオブザイヤーを受賞した「ハスラー」や新型軽自動車「アルト」を発売し販売拡大に努めていた。しかし消費税率引き上げの反動があり前年同期を下回った。

一方国外はインドネシア、タイでの減益が目立ち、国外部門の営業利益は前年同期比0.1%減少している。インドネシアやタイ以外ではインドやパキスタンでの売り上げが好調。アジア圏での売上高は前年同期比7.4%増しの9,323億円に上った。

なお同社の所在地別の業績では「アジア」をインドネシア、インド、タイ、パキスタンの4カ国としている。


外部リンク

スズキ自動車第三四半期決算短信
http://www.suzuki.co.jp/

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