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2015-02-14 10:00

進出

すららネット インドネシア学力達成強化事業を開始

すらら
インドネシアの子どもたちの基礎学力向上を図る
すららネットは、インドネシアで産学連携によるeラーニングを活用した子どもたちの学力達成強化事業を今年4月より開始する。

同事業は、独立行政法人国際協力機構(JICA)より中小企業海外展開支援事業に採択されたもので、インドネシアにおける子どもたちの基礎学力を早急に強化するために実施される。
日本では2万8000人が受講
すららとは、小学校高学年から高校生を対象とし、国語、数学、英語の三教科を、インターネットを通じてパソコンで学ぶことができる「対話型アニメーション教材」である。

特長は、1つの単元は10分から15分程度で、一方的な授業ではなく、随所で問いかけを行うシステムを採用していること、また、一人ひとりの理解度に応じて出題される問題の難易度を調整する「出題難易度コントロールシステム」を採用している点にある。

従来のeラーニングの短所を改善し、長所となる点を相乗効果的に組み合わせることによって開発された次世代型教育システムで、2014年5月現在、2万8000人が受講している。

世界中の子どもたちの基礎学力と生きる力を育む
インドネシアにおける事業においては、インドネシア教育大学をカウンターパートとして、パナソニック・ゴーベル・インドネシアと連携のもと、学校・塾・家庭におけるeラーニングの活用に関する実証、普及活動を行う。

同国では、小学校低学年から算数でつまずく児童が多いが、eラーニングの導入で子どもたちの学力向上が期待できること、また、インドネシアは、約1万3000の島々で構成されていることから、地理的にもeラーニングの有効性が期待できる。

すららネットの理念は
世界中の子どもたちの所得格差と教育格差の負の連鎖を断ち切り、基礎学力と生きる力を育むこと(プレスリリースより)

としている。同社は、国内のみならず、世界に向けても品質の良い教育を安価に提供していく方針である。


外部リンク

すらら(プレスリリース)
http://surala.jp/image/press/d3287-20150210-5360.pdf

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