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2015-02-23 23:00

その他

レポート タカフル保険業界の魅力と今後の展望

ResearchAndMarkets
計上収入保険料は4年間でほぼ3倍に
英国大手調査会社のリサーチ アンド マーケッツ社は2月18日、インドネシアにおけるタカフル保険業界の魅力と今後の展望に関する調査結果を公表した。

タカフルとは、アラビア語で、イスラム教の法律シャーリアに基づく保険商品のこと。

同業界は、2012年頃から回復してきており、2013年の計上収入保険料は2009年のほぼ3倍に達している。

これは、いわゆる“中間層”の急激な増加により、生活の質が向上し、国内消費は増え、新製品の開発や、新しい流通経路の採用、海外投資家からの関心の高まりなどが要因であったと考えられる。

市場は成長するもM&Aが進むとの予測
インドネシアにおける生命保険は、東南アジア地域で最も急成長したカテゴリーの一つであった。インドネシア生命保険協会(AAJI)の統計データによると、2009年から2013年までの間に、年間平均53.5%の割合で成長している。

また、インドネシア政府は、2013年から国民皆保険制度を導入しており、2019年までには、全国民の加入を目指していることから、カタフル保険の市場は今後も伸びていきそうだ。

しかしながら、既存の保険会社の大多数は、保険監督機関であるインドネシア金融サービス庁(OJK)の定めた最低資本基準を満たすことができないので、2013年から2018年にかけて合併や買収が増えるとも予測されている。

このレポートの調査元は、英国タイメトリック社。英文137ページで構成されている。電子メールによるPDF形式にて配布されるシングルライセンス、および、サイトライセンス、エンタープライズライセンスの3種類の価格設定がある。


外部リンク

プレスリリース
http://www.businesswire.com/news/home/

リサーチ アンド マーケッツ社:Market Attractiveness and Future Prospects of the Indonesian Takaful Insurance Industry
http://www.researchandmarkets.com/research/
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