2015-02-19 10:00
経済
インドネシア市場低迷が原因か・ダイハツ決算短信発表

ダイハツ、成長に陰り
自動車製造大手「ダイハツ工業株式会社」は平成27年1月29日、平成27年3月期第3四半期決算短信を発表した。今期は売上高は前年比6.3%減の約1兆2千億円(1,268,052百万円)、営業利益は46.8%減の約510億円(51,066百万円)と前年の数値を大きく下回った。
ダイハツは日本の会計基準を元に財務諸表を作成している。一株あたり純利益情報も、前年同期が120円24銭であったのに対し当期は65円50銭と減少した。
インドネシアの環境変動も大きな原因に
ダイハツは今期の減少の原因として「インドネシアでの減益」を原因の一つとしてあげている。国内では販売台数は増加したが、研究開発費用の増加がネックになりインドネシアは市場停滞や競争激化といった環境変動が減益の原因としている。
マーケットシェアはインドネシア市場で15.3%と前年に比べ微増。インドネシアは経済の足踏みが続いており、市場の競争も今後厳しいと予測している。
また原油価格の変動によって、インドネシアのガソリン価格は補助金撤廃後も下落を続けている。こうしたことから、中間決算時の修正見通しから変更はしないものとしている。
外部リンク
第3四半期決算説明会プレゼンテーション資料
http://www.daihatsu.co.jp/ir/
第3四半期決算短信 [連結]
http://www.daihatsu.co.jp/ir/accounts/
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